白神山地は、青森県と秋田県にまたがる1万6971haの山域で、標高1243mの向白神岳を最高峰に、1000m級の山々が連なる。一帯には、世界的にも類を見ない規模でブナの原生林が広がり、天然記念物であるクマゲラ、カモシカ、イヌワシ、ツキノワグマなどをはじめ、 様々な動物と貴重な植物が多数生息している。
この山地には、約8000年も前からブナの原生林が広がっていたといわれる。地形的には深い谷が入り組み、急峻な滝が数多く見られ、いまも変わらぬ姿で残っている貴重な世界遺産である。
後世に残すべき自然として1993年、日本初の世界自然遺産として登録された。登録地域内は原則立ち入り禁止だが、特別に整備されている鳴門の滝と十二湖は立ち入ることができる。
それぞれ異なる表情を見せる3つの滝からなる鳴門の滝では、白神の豊かな水量を目の当たりにすることができる。一方の十二湖は大小33の湖沼の総称であり、青インクを溶かしたような青池などの数々の池、フカフカの林床など、白神の神秘性に触れることができる。
白神山地内のブナの原生林を気軽に散策できる2800mの「ミニ白神」遊歩道 がある。人の手が加えられておらず、白神山地核心部と同様の森林景観をみることができる。
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