富山県の五箇山の南隣に岐阜県の白川郷がある。どちらも合掌造りの民家集落があることで知られるが、とりわけ白川郷の荻町がすごい。わずかな土地に大小合わせて約113棟の合掌造り、豪雪地帯に暮らす人々の独特の文化や民俗芸能などが数多く残っている。
今も実生活の場として使われているところに価値があり、国の伝統的建造物群保存地区に選定されている。平成7年12月世界遺産に登録された。
白川村の村長を務めた国重文の和田家は、間口13間、奥行き7間余の豪壮な家で、その一部を公開している。1階のオエと呼ばれる部屋には江戸時代の食器や調度品、2階には生活用具が展示されている。
先祖が加賀藩の藩医だった長瀬家は、長瀬家5代目が130年前に建てた民家。5階建ての総床面積約600坪という大きな家で、1階は生活の場、2階は使用人寝所、3~5階は育蚕の作業場だったという。江戸時代の医療器具や生活用具、農機具や山仕事の器具などが展示されている。
合掌造り民家園は、廃村の合掌造り25棟をを保存した集落。川が流れ、滝が落ち、池があり、その中に民家が建つ。火の見櫓や水車小屋、稲架小屋、唐臼小屋もある、新しい集落ができている。旧しな家では機織りの実演が見られ、体験(有料)もできる。
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