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奈良 世界遺産の古寺めぐり

 世界遺産に登録されている奈良は、古都の歴史と自然に親しむことができる。奈良時代の息吹を伝える壮大な伽藍と珠玉の仏像、のどかな田園風景に点在する古墳を巡れば、日本の原風景が見えてくるところだ。

 なかでも奈良公園を出発し、高畑へのウォーキングは散策の楽しみが満喫できるハイキングコース。懐かしい街並みの残る奈良町界隈を散策し、興福寺五重塔の風雅なたたずまいや東大寺の重厚な大伽藍を眺め、厳かな春日大社の参道を歩く。古刹の風情が香り漂う新薬師寺も訪ねたい。神話時代へと遡る佐紀盾列古墳群あたりを歩くのも楽しい。

 奈良で一番賑わいを見せているのが東大寺の南大門から大仏殿周辺。広大な境内には、二月堂をはじめ、法華堂(三月堂)や正倉院など、国宝や重要文化財の伽藍が多く点在している。東大寺の正門、南大門の門前にはお土産店が並び、観光客と餌をねだる鹿でいつもにぎわっている。大仏殿(金堂)は朱塗りの回廊、黄金の鴟尾が輝く威風堂々とした建物で、木造建築としては世界最大規模だという。安置されている大仏さんは、像の高さ約15m。見上げると、重量感に圧倒される。二月堂は春のお水取りで広く知られている。2週間にわたり、連夜、大松明が二月堂の舞台をめぐる。
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