姫路の観光名所といえば、姫路城。空に向かって建ち並ぶ天守群と白く美しい白壁の広がり、天を舞う白鷺のように見えるところから、白鷺城の名で親しまれている。安土桃山時代から江戸時代初期にかけての建築技術の粋を極めた傑作といわれ、軍事的・芸術的にもっとも完成された文化財として日本で初の世界文化遺産に指定された。
姫路城は、徳川家康の次女督姫を妻とする池田輝政により建てられたもので、関ヶ原の戦いの翌年にあたる慶長6年(1601年)から8年の歳月が費やされた。それまで羽柴秀吉が20年前に建てた三層の姫路城が建っていたがこの城を取り壊し、現在の5層7階の天守となった。徳川家康の孫娘である千姫は、この城で10年間過ごしたという。
5層7階の大天守と3つの小天守が渡櫓でつながり、幾重にも重なる屋根、千鳥破風や唐破風が、白漆喰総塗籠造りの外装と相まって、華やかな構成美をつくっている。 外曲輪まで含めて昔は84の門があったが、現在は21の門が残っている。戦火などに遭うこともなく当時の姿を残す貴重な文化遺産である。
城内は西の丸から長局、化粧櫓経由で天守閣までめぐるコースがあり、建築様式や火縄銃など展示物を見学できる。天守閣からの眺めも良く、 瀬戸内海の島々も眺望できる。
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