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倉敷 運河と柳の美しい街並み

 江戸時代、幕府直轄地である「天領」として栄えた倉敷。見どころのほとんどが、倉敷川沿いの美観地区に集まる。運河には柳が垂れ、その両側に古い家が建ちならんでいる。

 白い壁、黒い塗り瓦...ある家はお休み処になり、ある蔵は博物館に改装されているが、古いよきたたずまいはそのまま残されている。

 小さな路地裏でも当時の建物が修復・再生され、ギャラリーや喫茶店、土産物店などの個性的な店舗として利用されている。

 いっぽう昔ながらの町家が残るのは、鶴形山の南麓を倉敷川から東西にのびる「本町・東町」一帯。塗屋造の町家が立ち並ぶ、庶民的な雰囲気の漂う町並みとなっている。

 倉敷川沿いには、大原美術館や倉敷アイビースクエア、倉敷民芸館、倉敷考古館などの文化施設が点在し、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。大原美術館は、西洋美術を中心とするものでは日本で最初の私立美術館。 ギリシャ神殿風の本館の中には、エル・グレコの「受胎告知」をはじめ、世界画壇の巨匠作品が多数展示されている。

 蔵や古民家を利用した食事処やカフェがあるのも、倉敷の魅力のひとつ。和みの空間で穏やかな時間を過ごした後は、ショッピング。倉敷ガラスや倉敷張子、センスのいい雑貨など、旅の思い出にどうぞ。
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