日本海に面して広がる東西16km、南北2.4km、最大高低差92mの日本最大の起伏を誇る砂丘。山陰海岸国立公園の一部で、中心部は天然記念物に指定されており、年間130万人(平成18年度)の観光客が訪れる。一般に鳥取砂丘といわれているのは、中央部の浜坂砂丘で、自然のままの砂の丘を見ることができる。
この大砂丘の魅力を堪能するには、やはり歩くに限る。風によってできる砂の模様「風紋」や「砂簾」、砂丘独特の動植物など、自らの足で歩くことによって、砂丘はより多彩な魅力を見せてくれる。 砂に足をとられながら斜面を登ると、日の前に砂の世界が広がる。陽光に光り輝く白い砂と、青い日本海のコントラストが素晴らしい。
正面に見える小高い丘が、砂丘第二列と呼ばれる砂の頂で、高さ47m。登るのにひと苦労だが、ぜひチャレンジしてみよう。頂からは砂丘の広がりと雄大な日本海が一望できる。
砂丘特有の風紋は、風速5~6mの風が乾いた砂丘の上に吹くときにできるもので、風が吹いた早朝、人影もまばらな砂丘に立つとさざ波のような模様の風紋に出合える。足跡を残すのがためらわれるほどに美しい情景で、そこには、生きている砂丘があり、自然の息吹が感じられる。
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