「さぬきのこんぴらさん」で知られる金刀毘羅宮は、古くから信仰を集める航海の守り神。"伊勢参り"とならんで"こんぴら参り"は庶民のあこがれであった。
参道の長い石段が有名で、御本宮まで785段、奥社までは1368段もある。足腰の弱い人は本宮まで登るのが精一杯で、ここからUターンするというのが一般的である。
琴平駅のすぐ近くから参道が続き、両脇に土産物屋が連なっている。その土産物屋の間を通り抜け、緩やかな階段を登ると、大きな鳥居の大門がある。ここまで365段。ようやく金刀毘羅宮の境内に入る。外の喧騒の世界とは全く違って厳かな雰囲気が漂っている。
さらに長い参道と、石段の階段を登りに登ると、ようやく本宮にたどりつく。本宮は、象の頭に似ているという象頭山(616m)の中腹に鎮座しており、展望台からは讃岐平野が広がり、讃岐富士が美しい姿をみせている。奥社は本宮からうっそうとした木立の中にのびる石段を583段上ったところにある。晴れた日は遠く小豆島が視界に浮かぶ。
琴平駅から御本宮まで、ゆっくり参拝して往復2時間弱。奥社まで参拝すると3時間程度の旅になる。こんぴら参りの後は讃岐うどんを食べると、旅の疲れもふっとんでしまうほど。
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