内子は、松山とは1時間も離れていない山間の町。江戸後期から明治時代にかけて、和紙と木蝋で栄えた町で、白壁の商家が連なる独特の町並みが築かれた。
道の両側には、蔀戸、出格子、虫籠窓、卯建、鏝絵など昔の家の見本のような街並みが続いており、江戸時代にタイムスリップしたような感覚に陥る。「八日市護国の町並み」として、1982年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。
内子のもう一つの見どころは、内子座。大正時代、地元有志により作られた木造の芝居小屋で、今でも現役で歌舞伎や文楽の公演が行われている。公演やイベントなどが予定されていない時は、内子座の舞台下の奈落まで見学することができる(有料)。
内子から少し西へ行ったところに、伊予の小京都と呼ばれる大洲がある。加藤氏6万石の城下町で、明治初年に天守閣が解体されたが復元され、古い街並みがそっくり残っている。
おはなはん通りは、NHKの連続テレビ小説「おはなはん」のロケ地となったところで、明治・大正時代の家が並んでいる。格子造りの家、漆喰壁の土蔵など、どこか懐かしい風景に出会える。
大洲を流れる肘川では、鵜飼を見ることができる。かがり火に照らされて、鵜匠が手なれた手綱さばきをみせてくれる。
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