世界最大級のカルデラを誇る阿蘇山は九州のシンボル。そのカルデラ内は、噴煙をあげる中央火口丘のほか、 山中の各所に湧く温泉、白川・黒川がつくり出す渓谷美、外輪山麓にひろがる高原地帯など、自然の景趣に恵まれ、 大部分の地域が阿蘇国立公園に含まれている。
一般に阿蘇山といえば中岳噴火口見物。ロープウェーや阿蘇山公園道路で火口縁へと上がっていくと、硫黄の匂いがたちこめる。南北約1km、東西約400m、周囲約4kmの火口が、地鳴りとともに激しく噴煙を噴き上げる様子は、自然の力強い息吹を感じさせる。
現在も活動を続けている火口を囲むように七重の火口跡があり、古くから激しい活動を続けてきたことが想像できる。
阿蘇草千里ヶ浜(通称は草千里)は、鳥帽子岳中腹に広がる直径約1kmの円形の草原で、もともとは火口だったところ。雨水がたまってできた大きな池は、牛や馬の格好の水飲み場。煙を上げる中岳をバックにしたのどかな放牧情景は阿蘇の風物詩のひとつでもある。広い駐車場や火山博物館、レストラン、みやげ物店などがあり、阿蘇火口観光の基地となっている。
また草原を一周できる引き馬乗りも人気がある。スタッフが手綱を引いてくれるので、子供同士でも親子でも一緒に乗馬することができる。
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